安心毛布があるかぎり

KAT-TUN、NEWS、ジャニーズWEST中心ジャニオタ・俳優オタの雑記です。

フォレスト・ガンプ観てきました。@東京グローブ座

田口君の舞台フォレスト・ガンプ東京公演、週一で通いました。明日が個人的にラストです。毎週楽しかったな〜。
しかし今回なんでこんなにチケット余ってたんですか…。
コンは私は1公演しか取れなくてかなり落ち込んでるのですが、頑張って探します。
代々木1公演も取れないなんて信じられない…。

それはさておき。
私、映画を観ていない為、おおまかなあらすじしか知らずに行きましたが、とても面白かったです。
生演奏だとは聞いていましたが、まさか演奏者が演技もされていたので驚きました。
相当ハードですよね…。
6/14はLA列だったので、本当に間近でじゅんのを観たのですが、すっごい痩せてた…!!
いつもじゅんのは細いけどさらに痩せてた!
大丈夫…?!と思う反面頬の辺りがシュッとして更に格好良くなってました。イケメンすぎる。
下手は座ってハーモニカ吹くシーンが本当に多いので、一歩踏み出したら触れる距離にあんな美形に居られて心臓痛かったです。
このハーモニカ吹くシーンがどれも良いのですが、戦場でバーバと背中合わせのシーンがもう!
バーバに何か吹いてくれよと頼まれて、いいよとハーモニカを取り出すのですが、一瞬上目遣いになり「何を吹こうかな〜」という表情でぺろっと唇を舐めてからハーモニカを吹き出すじゅんののセクシーさに死ぬかと思いました。
何あれ。天使のように可愛いのにセクシーって。完璧すぎる。
フォレスト役とても合っていました。代表作にしたらいいんじゃないかなというくらい。
喋り方とか沢山練習したんでしょうね。
そうそう。とにかくじゅんのの台詞の量が多い。ナレーションもやっているので常に喋っている。
それなのに滅多に噛まないのが本当に凄い。そんな中ハーモニカ吹いて演技して…考えると本当に凄い。
回を重ねるごとに表情も豊かになって生きてるな〜と思いました。

人生はチョコレートの箱のようなもの。
という映画を観たことがない人でも聞いたことのあるフレーズ。
この舞台を観て確かにそうだなと実感しました。
フォレストも皆に出会って色々な人生が開けたし、人々もフォレストに出会って色々なものを得た。
私も純真なフォレストに出会って大切なことをするっと思い出させてもらいました。
決してこういうことは良くないんだと押しつけがましく語るのではなくて、実に自然に。
人を貶さない、人との約束は守る、争いはろくでもないもの。
とかく流されやすい(抵抗するすべを持たない?)フォレストだけれど、大切なものは揺るがずに常に人生に向き合っていた彼を見て、流されることが悪いのではなく、自分を見失わなければ正しい方向へ歩いていけるのかなと思いました。
…難しいけれど、私も将来ふと自分を振り返ってみて、あーそんなに捨てたものではなかったなと思える人生を歩みたいです。頑張ろう。

ダン中尉とのシーンが実はとても好きです。
ダン中尉はフォレストに出会うまでは良い戦績を残すこと、戦場で名誉ある死を遂げることが最上だと思っていたのですよね。
それなのに戦場からの敗走、負傷しての退役となり絶望を味わった。
病院で何故助けたとフォレストを詰ったけれど、クリスマスのあの日フォレストを馬鹿にした知人へ怒った中尉。
あの時、中尉はどんな気持ちだったのだろうと考えます。
生きる希望も見失った中尉だと思うのですが、何か、何か心にあったのでしょうね。
その後も実際にフォレストから漁を始めるという手紙を貰った時はどう思ったかなと考え、神さまと仲直りをした中尉のシーンは毎回涙が溢れました。
生きていることを前向きに良い結果として思うことができたのかなと思いました。

というかもう本当に戦争なんてろくでもないものだと思いますよ。
誰かにとって大切な誰かが殺されなければいけないなんてなんなんでしょうね。
フォレストの言うとおり手を取り合って仲直りしちゃえばいいのにね。