安心毛布があるかぎり

KAT-TUN、NEWS、ジャニーズWEST中心ジャニオタ・俳優オタの雑記です。

「冬眠する熊に添い寝してごらん」を観てきました。[ネタバレ?有]

1/19午後の部を観劇してきました。
ネタバレ有とかタイトルに書きましたが私の貧相な脳では到底理解できないことばかりなので、ネタバレにもなっていないのではないだろうかとは思うのですが、これから観劇される方がいらっしゃって不愉快な思いはさせたくないので念の為…。

そもそも事前にレポ等も読まず、あらすじだけの知識で行ったのですよ。
で、冒頭観て、ファンタジー?と思ってたんです。
熊との戦いの時に犬が猟師を助けようとして契約を結び、転生を繰り返し猟師&犬VS熊の戦いを続ける。
その力は25歳の時に生まれた子供にしか受け継がれないみたいな。
全っ然違いましたね!!!(笑)
浅はかな脳で大変申し訳ない。

ああいう舞台を観るのは初めてで…。
今までジャニの方々出演の舞台は何作か観劇していましたが、言葉がそのまま理解できるものでしたし、勿論言葉の裏には色々な物が隠されていたりするけれどそこまで理解に時間がかかるような作品はなかったので圧倒されました。
世界観が実に文学的で、太宰や乱歩のようなグロと隠微な匂いがして酔いそうでした。
エネルギー史の知識が無く、次回までに少し勉強したいなと思います。
人の歩んできた道というものは時が移ろっても欲望や同じような過ちをくるくると繰り返しながらどこかへ進んでいる。
ただその進むべき道はどこへ向かっているのか。自分達は向かおうとしているのかとぼんやり考えました。
劇中にもパンフ裏にも書いてありましたが、
「百年の想像力を持たない人間は、二十年と生きられない---」
これって今の日本のことですよね。
目先の利益や安定の為に今の政策を続けてもいいのだろうかといつも思う。
国の中心の頭が良いといわれる人達がこれからの日本はこういう方針にする!と決めて進めれば安心なエネルギーを活用する道も早く開けると思うのに。
技術開発にコストがかかるって言葉だけ唱えて誤魔化してりゃいいってもんじゃないぞ。
と語っておいて全然そういう意味でなかったら恥ずかしいですが。
今週本が届いたら勉強します。


そして結局のところジャニオタなので普通に竜也くん鑑賞もしました!
エリートサラリーマンと聞いていたので、出だしからあの兄弟のラブラブぷりにひっくり返りそうになりました。
え、30歳と25歳のアラサー男子があんないちゃいちゃでいいんですか。安吾と和夫(ハログ)も真っ青だよ!
可愛すぎる…!
ぴょいーんてジャンプして一に飛びつくタネちゃん(上田担の友人から聞いたのでさっそくタネちゃん呼びしてみる)。
たっちゃんもかめもだけどあの体重を感じさせない動きはなんだろう。
やっぱりフェアリーなの?ティンクなの?そしたらピーターパンはもれなくゆっちということに!
あ、そういう話じゃなかった。
とにかくタネちゃん可愛いです。ひばりちゃん家訪問時もばば様とのやり取り微笑ましい。
このシーンが微笑ましい分、後半の狂っていくタネちゃんとばば様のシーンが痛々しかったです(泣)。

タネちゃんは一兄ちゃんに依存しすぎなのかな。
実際は、ばば様に「兄は変わっている」というような発言をしており、客観的に見ることが出来るようだったので、完全な依存では無いようですが(これは友人に言われて気付いた)。
ひばりちゃんを奪われたことに対する憎しみより親愛なる兄に裏切られたことの方が悲しく切なく許せなかったのではないかな。
憎しみだけであれば、兄をただ犯罪者に、破滅に追いやれたらそれでいい気がするけれど、そうはせず犯罪者にすると同時に「英雄」に仕立て上げた。
そこが狂気の中にも大好きな尊敬する兄への燃え尽きない思慕が感じられて痛かったです。


レポ的なこととしては、最後の方でタネちゃんが客席へ上がって来上手へはける時、J列上手だったので目の前を通って行ったのですが多根彦さんは壮絶に美しかったです!
でもタタッタタッて階段下りて行く音が可愛かった(笑)。
あとはカテコの紙吹雪をかけられてるところがたっちゃんの笑顔でほわ〜となりました。


…もの凄く中途半端な観劇メモでした。
次回は大阪・千穐楽
最後はどのようになるのか期待です。